2025年 年金支給日、連休/祝日/休日、初午、土用の丑、お彼岸、お盆、茅の輪くぐり、お月見、正月事始め〜簡単説明と日程一覧

2025年の様々な日をまとめておきます。

目次

2025年 公的(老齢・遺族・障害)年金支給日一覧

公的年金には、3種類あります。

3種類の公的年金

  • 老齢年金
  • 障害年金
  • 遺族年金
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保険の種類受給者受給要件
老齢年金
・老齢基礎年金
・老齢厚生年金
被保険者本人65歳に達した方
障害年金被保険者本人病気やケガが原因で、障害認定を受けた方
遺族年金被保険者の遺族生計維持関係にある被保険者が死亡したとき

これからの公的年金の支給日は法律で定められており、年金の種類に関わらず支給日は同じです。

2025年 年金支給日、曜日、支給の内容

基本的には、偶数月の15日。ただし、土・日・祝日の場合、振り込みは直前の平日(金融機関の営業日)です。

2025年 3連休以上もわかる祝日・休日一覧

国民の祝日に関する法律」(祝日法)で定められた祝日は1年で16日あります。

他に、2025年には、祝日が日曜日にあたることによる振替休日が3回あります。

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月日祝日の名称3連休以上備考
1月1日(水)元日
1月13日(月)成人の日土日+祝1月の第2月曜日
2月11日(火)建国記念の日
2月23日(日)天皇誕生日土日/祝+振替休日
2月24日(月)祝日法による休日
3月20日(木)春分の日春分日により変わる
4月29日(火)昭和の日
5月3日(土)憲法記念日祝日3連休
5月4日(日)みどりの日
5月5日(月)こどもの日
5月6日(火)+振替休日祝日法による休日
7月21日(月)海の日土日+祝日7月の第3月曜日
8月11日(月)山の日土日+祝日
9月15日(月)敬老の日土日+祝日9月の第3月曜日
9月23日(火)秋分の日秋分日により変わる
10月13日(月)スポーツの日土日+祝日10月の第2月曜日
11月3日(月)文化の日土日+祝日
11月23日(日)勤労感謝の日土日/祝+振替休日
11月24日(月)祝日法による休日
※ 毎年3連休
※ 2025年は3連休
出典:政府広報オンライン

2025年 寒の入り・寒の内・寒の明けはいつ

寒の内・寒中とは

寒の内(かんのうち)」「寒中(かんちゅう)」とは、二十四節気の「小寒」から「節分」までの約30日間、1年で最も寒いとされる時期のことです。

寒中・寒の内の期間、寒の入り・寒の明けの日にち

寒中見舞い」とは、この期間に出す見舞いのことです。

実際には、小寒を過ぎ、松の内が明けてから出します。

寒の入りとは

寒の入り(かんのいり)」とは、小寒の初日のこと。毎年1月5日頃です。2025年は1月5日(日)

寒の明けとは

寒の明け(かんのあけ)」とは、寒中の終わりのこと。立春の前日、2月の節分の日(2月3日頃)のことです。2025年は2月2日(日)

寒中を過ぎ(寒の明け後)まだ寒さが続く時期に出すお見舞いが「余寒見舞い」です。

寒が明けると「立春」。暦の上では、春がやってきます。

2025年 節分はいつ

節分は、2025年は2月2日(日)。恵方の方角は、西南西

2025年 初午(はつうま)はいつ

初午(はつうま)の日は、2025年は2月6日(木)。旧暦基準であれば、3月2日(日)。

古くには、旧暦2月の最初の午の日でしたが、現在は、新暦2月の最初の午の日が、初午の日

初午の由来は、全国に約4万社ある稲荷神社の総本社、京都市伏見区の伏見稲荷大社にあります。

和銅4年(711年)2月初午の日に、稲を象徴する穀霊神(農耕の神様)である稲荷大神(いなりおおかみ)が稲荷山に祀られたことに由来します。

五穀豊穣や商売繁盛、家内安全を祈願し、伏見稲荷大社の「初午大祭(はつうまたいさい)」をはじめ、全国の稲荷神社で盛大なお祭りが営まれます

初午の日は、1年で最も運気が高まる日とも言われています。

「初午いなり」とは

初午いなり」とは、初午の日に食べる「いなり寿司」のこと。

家庭でも、稲荷神社の神使(神様のお使い)である狐の大好物「油揚げ/お揚げ」を、いなり寿司として食べることで、商売繁昌・産業興隆・家内安全・交通安全・芸能上達・病気平癒など、様々な幸を願います

「初午いなりの日」は2月11日?
「初午いなりの日」は、一般社団法人全日本いなり寿司協会が定めたもの。伏見稲荷大社や稲荷神社の儀式やお祭りとは、関係ありません。

2025年 土用の丑の日はいつ

夏の「土用の丑の日」が、鰻を食べる日として定着していますが、「土用の丑」の日は、季節ごとにあります。

一番注目される夏の土用の丑の日は、2025年は7月19日(土)と、7月31日(木)です。

2025年土用の丑の日、土用の入り、土用の明け一覧

土用とは

土用(どよう)」とは、暦の雑節のひとつ。

季節の始まりである立春、立夏、立秋、立冬の前の約18日間が土用になります。

土用、土用期間、立春、立夏、立秋、立冬、節分の関係

土用の期間中は、土を司る神 土公神(どくしん/どこうしん)が支配する時期と考えられています。

そのため、土を動かす作業(土いじり、草むしり、井戸掘り、穴掘り、基礎工事など)を避ける習慣があります。ただ、前半と後半に1日〜3日間、土を動かす作業をしてもよい「間日(まび)」があります。

2025年 お彼岸の期間〜彼岸の入りはいつ

春は「春分の日」、秋は「秋分の日」を中日として前後3日間、合わせて7日間ずつが「お彼岸」の期間です。

お彼岸の中日となる春分の日」は毎年3月20日頃、「秋分の日」は毎年9月23日頃です。国立天文台が計算し、発表することで決定されます。

定まった日でないのは、地球が太陽の周りを公転している周期はちょうど365日ではなく、365日と6時間程度だから。この6時間の差や閏年で日にちが動くことがあります。

2025年春のお彼岸の期間は、彼岸の入り 3月17日(月)〜3月23日(日)の彼岸明けまで

秋のお彼岸の期間は、彼岸の入り 9月20日(土)〜9月26日(金)の彼岸明けまで

2025年 春と秋の彼岸の入り、彼岸の中日、彼岸明けの日程一覧
「ぼたもち」と「おはぎ」の違い」

「ぼたもち」と「おはぎ」は、地方や家によって形や小豆の状態などが異なりますが、
 春のお彼岸:ぼたもち
 ・秋のお彼岸:おはぎ

と呼びます。

これは、春に花が咲く「牡丹(ぼたん)」、秋に花が咲く「萩(はぎ)」が由来とされています。

2025年 八十八夜はいつ

2025年の八十八夜(はちじゅうはちや)は、5月1日(木)。

八十八夜とは、立春から数えて八十八日目の日、毎年5月2日頃です。生活や農耕に密着した季節の目安となる「雑節」のひとつです。

五穀豊穣を願う日

八十八夜の八十八を組み合わせると「」。
農家が、五穀豊穣を願う大切な日であり、農業にとって縁起のいい吉日ともされています。

八十八夜の別れ霜

八十八夜の別れ霜」とは、晩春から初夏にかけて起こる農作物に被害を与える遅霜の心配が減ること。

暦の上では、八十八夜(5月2日頃)が過ぎると、立夏(5月5日頃)となり、夏が始まります。この時期になると、農作業に本腰を入れ、苗代づくりの準備などを始めていたそうです。

茶摘みの季節

この時期になると、お茶農家でもチャノキの葉の摘み取りが始まります。

その年の最初に芽吹いたやわらかい新芽を摘んで、お茶に加工したものが「新茶/一番茶」です。

末広がりとして縁起が良いとされる「八」。

八十八夜に摘まれたお茶を飲むと、一年間無病息災で過ごせる縁起物として珍重されています。

2025年 茅の輪くぐり〜夏越の祓・大祓はいつ

夏越の祓・大祓とは

大祓(おおはらえ)とは、自らの心身の穢れや災厄の原因となる諸々の罪・過ちを祓い清める(引用:神社本庁)ために、6月・12月の末日に宮中や神社で行う神事のこと。

毎年6月30日に行われる大祓を「夏越の祓」(なごしのはらえ)などとも呼びます。

毎年12月31日に行われる大祓は「年越しの大祓」などとも呼ばれます。

茅の輪くぐり〜意味、くぐり方・やり方・作法・帰り方

茅の輪くぐり(ちのわくぐり)とは、 神社の境内に設置された大きな「茅の輪」を潜り抜けることで、半年間の罪や穢れを祓い清め、病気や厄災を免れることができる、厄落としとして行われます。

茅の輪(ちのわ)とは、チガヤというイネ科の草などで編んだ輪のこと。

茅の輪の設置期間や作法は神社によって異なりますが、一般には8の字を描くように左・右・左と3度くぐり抜けます。その際に、「ご神歌(かみうた)」や「唱え詞(となえことば)」を唱えたり、心で念じながらくぐります。

茅の輪くぐり作法 やり方

茅の輪をくぐる時には、輪の下部をまたぎます。踏みつけないようにします。
茅(かや)や藁(わら)を抜いて持ってはいけません

茅の輪くぐりでの「ご神歌(かみうた)」や「唱え詞」も、神社によって異なります。一般の参拝者向けには案内のない神社もあります。

各神社のくぐり方/やり方の作法は、設置された茅の輪の近くに掲示されています。くぐる前に確認しましょう。

茅の輪くぐりからの帰り方

参拝後は、もう一度茅の輪を潜る必要はありません。茅の輪の横を通って帰ります

茅の輪くぐりのやり方を間違えた!

茅の輪のくぐり方を間違えてしまうこともあります。

その場合は、やり方を確認し、一息ついて、最初からやり直してみましょう。

日本の神様は、心が広いです。悪意のない間違いに対して機嫌を損ねたり、バチがあたるようなことはありません。

2025年 暑中見舞いと残暑見舞いの時期・期間

暑い時期に相手の健康を伺う季節の挨拶状が、「暑中見舞い」や「残暑見舞い」です。

暑中見舞いの始まりの時期は、明確ではなくいくつかの考え方がありますが、終わりは立秋まで。気になる場合には7月中旬〜下旬に送るといいでしょう。

残暑見舞いは、始まりが立秋、終わりは明確ではありませんが、白露が目安。9月上旬までに届くようにします。北海道や東北など、地域によっては8月中の方がいいでしょう。

暑中見舞い・残暑見舞いの時期 始まりと終わり
小暑とは

小暑(しょうしょ)とは、「暑さがだんだん強まっていく時期」のこと。

二十四節気の11番目の節気。

立秋とは

立秋(りっしゅう)とは、暦の上で秋の始まり。

二十四節気の13番目の節気。

白露とは

白露(はくろ)とは、「草花に朝露が付き、白く輝いて見え始める頃」という意味。

日中はまだ残暑が続きますが朝晩は冷えるようになり、夜中に冷えた大気が朝露になって草花や木に降りるようになる時期。

二十四節気の15番目の節気。

現代で使用されている新暦の方が、ひと月ほど早いので、季節感としてのズレがありますね。最近は、暑さも早くきて、遅くまで残っているので、なおさらです。

2025年 お盆の期間、迎え火・送り火はいつ

お盆の期間は地域によって違いがあります。

8月にお盆を迎える地域では、2025年の盆の入り/迎え日は8月13日(水)。盆明け/送り火が8月16日(土)

盆の入り・盆明け、迎え火・送り火、お盆の呼び方一覧

1872年(明治5年)に新暦が導入されるまで、お盆は旧暦の7月15日でした。

現在でも、東京や神奈川県など一部の地域では、7月13日~16日にお盆を迎えます。現在の7月のお盆なので「7月盆」とも呼ばれます。

一方、多くの地域では、新暦の8月13日~16日がお盆。「旧盆」「8月盆」「月遅れ盆」とも呼ばれます。

旧暦は、現在使用されている新暦とは、約1ヶ月のズレがあります。

新暦導入後、都市部以外の地域では、昔からの慣習をすぐに切り替えることが難しく、旧暦7月15日の日程でお盆を迎えていました。旧暦と新暦のズレが約1ヶ月あることから、新暦8月15日が新暦のお盆として定着しています。

なお、新暦の7月15日頃は農繁期でもあるため、お盆が1ヶ月遅れの8月になったとの説もあります。

沖縄など一部地域では、現在も旧暦の暦でお盆を迎えています。年によっては、お盆が9月になることもあります。

2025年 二百十日・二百二十日はいつ

2025年の二百十日(にひゃくとおか)は8月31日(日)、二百二十日(にひゃくはつか)は9月10日(水)

二百十日とは

二百十日(にひゃくとおか)は、立春(2月4日頃)から数えて210日目の日。毎年9月1日頃にあたります。2025年は8月31日(日)

稲が開花する大切な時期ですが、農作物に甚大な被害を与える台風に見舞われやすい時期でもあります。農家の「厄日」として警戒するようになりました。

もちろん、漁師にとっても、出漁つまり生活や、生死に関わるため警戒すべき日なのです。

二百二十日とは

二百二十日(にひゃくはつか)は、立春(2月4日頃)から数えて220日目の日。毎年9月11日頃にあたります。2025年は9月10日(水)

二百十日と同様に、台風が来襲しやすい時期であり、農家にとっては厄日とされてきました。

八朔とは

八朔(はっさく)は、旧暦の8月1日のこと。現在の暦では8月下旬〜9月上旬頃にあたります。2025年は9月22日(日)

「八朔」という名前は、月の最初の日である「朔日(さくじつ)」に由来します。8月の朔日、つまり旧暦の8月1日。

田の実の節句とも呼ばれ、神前にお供えし豊穣を祈る、農作物の収穫を祝う、感謝する行事を行う、日頃お世話になっている人に贈り物をするなどの習慣がありました。

現在では、新暦の9月1日や9月初旬に八朔の行事を行う地域もあります。

農家の三大厄日

農家には、三大厄日と警戒してきた日があります。それが、二百十日、二百二十日、八朔

農家の3大厄日 二百十日(210日)、二百二十日(220日)、八朔
2025年の二百十日8月31日(日)
2025年の二百二十日9月10日(水)
2025年の八朔9月22日(日)

昔は、台風や天気の予測が現在ほど正確でもなく、情報も多くありませんでした。

ただ、この時期には、台風が多く、農作物に被害が出やすいことを経験から知っていました。そのため、「厄日」とすることで、この時期を警戒し、風を鎮める祭りなどを行い、無事の収穫を祈っていました。

現代でも、地域によって伝統的な行事や祭りが受け継がれています。

2025年 お月見 十五夜・十三夜・十日夜はいつ

お月見といえば十五夜が有名ですが、年に3回あります。

お月見 時期 別名

お月見=満月のイメージがありますが、お月見の日は満月とは限りません

また、お月見の日にちは現在でも旧暦でみますので、毎年大幅に変わります。

十五夜・十三夜・十日夜の2025年日程と満月の日

十五夜と中秋の名月

十五夜(じゅうごや)とは、1年で最も美しいとされている「中秋の名月」を鑑賞するお月見。

平安貴族が中国の観月宴「中秋節」を取り入れたことに由来します。

旧暦では7月〜9月が秋。旧暦の8月は秋の真ん中であるから「中秋」。

空が澄み渡り、月が最も美しく見える時期であることから、旧暦8月の十五夜を「中秋の名月」と呼び、お月見をするようになりました。しかも、旧暦8月の十五夜には、ほぼ満月であることが多いのです。

後に、庶民に広がると、秋の収穫物をお供えし、実りに感謝する行事ともなります。

月の神様である「月読命(つくよみのみこと)」は農耕の神。月の満ち欠けが農作業の時期を教えてくれたこともあり、月に対する深い信仰心があったのです。

秋の収穫物である里芋の新芋をお供えしたことから、「芋名月(いもめいげつ)」との別名があります。

現在は新暦ですが、お月見は「旧暦」の暦で行います。

十三夜と別名

十三夜(じゅうさんや)は、旧暦9月の十三夜、旧暦9月13日に行われるお月見です。

十五夜の後に行われるお月見であるため「後の月(のちのつき)」との呼ばれます。

また、豆や栗の収穫時期であることから「豆名月(まめめいげつ)」「栗名月(くりめいげつ)」の別名もあります。

十日夜と別名

十日夜(とおかんや)は、旧暦10月10日に行われるお月見です。

東日本を中心に、秋の収穫祭として田の神様を祀る行事などが行われてきました。

その年の三回目のお月見であることから、別名「三の月」。他にも、秋の収穫や田の神様への感謝から「大根の年取り」「刈り上げ十日」「かかしあげ」など、地域によって別名があります。

2025年 十六夜はいつ

十六夜(いざよい/じゅうろくや)とは、十五夜の翌日の月のこと。2025年は、10月7日(火)

「いざよう」は、「ためらう」「躊躇する」「停滞する」という意味の動詞。十六夜(いざよい)の語源とも言われています。

十六夜では、前日の十五夜よりも少し遅れて月があがります。その様子が、躊躇っているようであることから、その名が付けられたとされています。

2025年 正月事始め・正月飾りはいつ

正月事始め」は、毎年12月13日。本格的に正月の準備を始める日のことです。単に「事始め」や「ことはじめ」などとも呼ばれています。

この日から、お正月を迎えるために大掃除や餅つき、挨拶回り、正月飾りなどが始まります。

正月飾りはいつから

正月飾りは、「正月事始め」の12月13日〜12月30日に飾り付けをします。

大晦日である12月31日に飾るのは、「一夜飾り」といい、年神様に対し失礼とされています。

29日は「二重の苦」といい、飾り付けを避ける地域もあります。

正月飾りは28日までに、と考えておくと安心です。
新しい年を迎える準備は、余裕を持って、、、というところですね。

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