季節の挨拶状〜出す時期・目的・喪中時の使い分け、年賀状・年始状・寒中見舞い・余寒見舞い・暑中見舞い・残暑見舞い・喪中ハガキ・喪中見舞い

季節の挨拶状は、いくつか種類あります。

出す時期はもちろん、目的や自分/相手が喪中かどうかによっても、使い分けされるものもあります。

季節の挨拶状の使い分け〜時期・内容・喪中 年賀状、年始状、寒中見舞い、余寒見舞い、暑中見舞い、残暑見舞い、喪中はがき、喪中見舞い
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種類目的自分が
喪中
相手が
喪中
発送時期
年賀状新年のお祝いの挨拶12月下旬
年始状新年の挨拶
・喪中はがきの代わり
・相手が喪中時
・相手が被災者 などにも
⭕️⭕️年始早々
寒中見舞い季節の挨拶
・喪中はがきの代わり
・相手が喪中時
・相手が被災者 などにも
⭕️⭕️1月中旬〜下旬
余寒見舞い季節の挨拶
・喪中はがきの代わり
・相手が喪中時 などにも
⭕️⭕️立春〜2月下旬
暑中見舞い季節の挨拶⭕️⭕️7月上旬〜下旬
残暑見舞い季節の挨拶⭕️⭕️立秋〜9月上旬
喪中はがき年始欠礼のお知らせ⭕️11月〜12月上旬
喪中見舞いお悔やみを伝える⭕️喪中はがき受領後〜年内
目次

年賀状

年賀状」は、新年のお祝いを送る挨拶状です。

例年、12月15日から投函できます。12月25日までに投函すれば、元旦に届きます。

言うまでもありませんが、自分が喪中の時には控えます。

相手が喪中の場合、出していけないものではありませんが、相手が喪中であることを知っている場合には年賀状を控え、年始状や寒中見舞いなどの挨拶状を送るのが通例です。

年始状

年始状」は、新年のお祝いのない年始の挨拶状です。12月31日以降新年早々に出し、松の内に届くようにします。

自分が喪中/相手が喪中時の新年の挨拶のほか、相手が被災者などで新年のお祝いを伝えるのが憚られるような場合にも、出すことができます。

お祝いがないとはいえ、内容は年始の挨拶ですから、年内にお届けするわけにはいきません。12月30日以前の投函であれば、年内に届いてしまう可能性があるため、12月31日以降に投函します。

松の内は、一般的には1月7日まで、関西地方では1月15日(小正月)。

松の内明け以降は、「寒中見舞い」となりますので、年始早々に投函できない場合には、無理をせずに1月中旬に「寒中見合い」で送っても構いません。

寒中見舞い

お正月明け(松の内明け)から立春(2月4日前後)までに送る季節の挨拶状が、「寒中見舞い」です。

寒い時期に相手の健康を気遣う挨拶状ですが、自分が喪中/相手が喪中時の新年の挨拶のほか、被災地などで新年のお祝いを伝えるのが憚られるような場合にも、出すことができます。

余寒見舞い

立春(2月4日頃)が過ぎてからの、寒い時期の挨拶状であれば「余寒見舞い」があります。

2月中を目安に投函しますが、寒い地域には3月上旬まで出しても問題ありません。

自分が喪中、相手が喪中、被災地などで、新年の挨拶を控える時でも出すことができます。

暑中見舞い

暑い時期に相手の健康を伺う季節の挨拶状が「暑中見舞い」です。

終わりは「立秋」ですが、送り始める時期は地域によっても異なります。気になる場合には7月中旬〜下旬に送るといいでしょう。

残暑見舞い

暑い時期に相手の健康を伺う季節の挨拶状ですが、8月7日前後の「立秋」を過ぎたら残暑見舞い」にします。

終わりの時期に決まりはありませんが、9月上旬までに届くように送るのが目安です。東北、北海道のように夏が短い地域であれば、8月中に届くようにするといいでしょう。

喪中はがき

自分の身内(主に2親等以内)に不幸があり、年始の挨拶(年賀状など)を欠礼することをお知らせするために、11月下旬〜12月中旬に出すのが、喪中はがきです。

本人や親族の死をお知らせする「死亡通知状」とは異なります。

喪中見舞い

喪中ハガキで、相手の喪中を初めて知ったような場合に、喪中見舞いとしてお悔やみを伝える際に出すお悔やみ状が「喪中見舞い」です。

比較的新しい考え方です。

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