お彼岸基礎知識〜2025年春/秋のお彼岸はいつ、由来、お墓参りの服装・時間・行けない時、仏壇お供え、花、行事食
お彼岸に関する基礎知識をまとめておきます。
お彼岸とは〜由来・歴史を簡単に
お彼岸とは
現代の日本において「お彼岸」とは、仏教の教えと日本の祖霊信仰や自然風習が結びついた、日本独特の風俗習慣です。
具体的には、毎年春と秋の2回、お墓参りや法要、お供えなどをすることで先祖供養をすることを、主に意味しています。
お彼岸の由来〜仏教では修行の日
お彼岸は、元来、修行の日です。
お彼岸の語源は、サンスクリット語の「Pāramitā/パーラミター」。音写では「波羅蜜多」。漢訳で「到彼岸」に由来します。
- パーラミター/波羅蜜多=到彼岸(とうひがん)
:悟りの世界(彼岸)へ到達すること
- 彼岸(ひがん):仏教で、煩悩や苦しみのない悟りを開いた涅槃の境地、極楽浄土
- 此岸(しがん):現世、さまざまな煩悩に苦悩する世界
仏教では、私たちがいる世界、つまりする現世を「此岸(しがん)」、仏様のいる世界、極楽浄土を「彼岸(ひがん)」と呼びます。その極楽浄土は西の彼方にあるとされています。
春分の日と秋分の日には、太陽は真東から昇り、真西に沈み、昼夜の長さが同じになります。
その真西に沈む夕日が、此岸から彼岸へ渡る道標となり、極楽浄土へ辿り着けると考えられていました。
お彼岸は、西に沈む太陽に向かって礼拝し、自らが悟りの境地に達するための修行を行う日だったのです。
日本独自の「お彼岸」の発展
お彼岸の習慣は、仏教の教えと日本古来の祖霊信仰や自然信仰が結びつき、独自の発展を遂げてきました。
- 祖霊信仰:ご先祖様の霊を敬い、供養する信仰
- 自然信仰:太陽や自然の恵みに感謝する信仰
此岸と彼岸が最も通じやすい春分の日と秋分の日、その前後7日間を「彼岸会(ひがんえ)」として、先祖供養をするようになったとされています。
お彼岸は、先祖供養を目的として、お墓参りする、法要を営む、仏壇の清掃をしお供えをするなどの風習になりました。
浄土真宗のお彼岸
浄土真宗では、「ご先祖様にお参りする」意味でのお墓参りはありません。
※ お彼岸の期間は、同じです。
浄土真宗では亡くなると即仏様に生まれ変わる往生即成仏(おうじょうそくじょうぶつ)、即身成仏(そくしんじょうぶつ)との教えがあるからです。
そのため、お彼岸には極楽浄土である「彼岸」を願い、寺院では「讃仏会(さんぶつえ)」と呼ばれる彼岸法要が営まれます。
門徒(浄土真宗の信者)が、お彼岸の期間に次のようなことを行います:
- 讃仏会に参加する
- 法話を聴聞する
- 仏様への感謝や祈りをささげる
- 苦しみの絶えぬ人生の意味を知り、阿弥陀仏の救いを求める
- 自分の生き方を見つめ直す
先祖供養のためお墓参りはありませんが、お仏壇をきれいに掃除し、普段以上に華やかに装飾したり、豪華なお供えをします。



2025年の春/秋のお彼岸・彼岸の入り・中日はいつ

お彼岸はいつ
春は「春分の日」、秋は「秋分の日」を中日として前後3日間、合わせて7日間ずつが「お彼岸」の期間です。
お彼岸の中日となる「春分の日」は毎年3月20日頃、「秋分の日」は毎年9月23日頃です。国立天文台が計算し、発表することで決定されます。
定まった日でないのは、地球が太陽の周りを公転している周期はちょうど365日ではなく、365日と6時間程度だから。この6時間の差や閏年で日にちが動くことがあります。
- 彼岸の入り:お彼岸の初日
- 彼岸の中日(ひがんのちゅうにち):春分の日/秋分の日
- 彼岸の明け:お彼岸の最終日
2025年春のお彼岸はいつからいつまで

2025年春のお彼岸の期間は、彼岸の入り 3月17日(月)〜3月23日(日)の彼岸明けまで。
2025年秋のお彼岸はいつからいつまで
秋のお彼岸の期間は、彼岸の入り 9月20日(土)〜9月26日(金)の彼岸明けまで。
春分の日/秋分の日が祝日になったのは昭和
春分の日と秋分の日が祝日になったのは、戦後1948年(昭和23年)に交付・施行された「国民の祝日に関する法律(祝日法)」によります。
- 春分の日:「自然をたたえ、生物をいつくしむ」日
- 秋分の日:「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」日
2025年のシルバーウィークと秋のお彼岸
シルバーウィークとは、9月の祝日「敬老の日」「秋分の日」と、土日を組み合わせてできる大型連休のことです。
春のゴールデンウィークと対比して使われますが、暦によっては「大型」の連休にはなりません。
2025年の9月シルバーウィークは3連休:9月13日(土)〜9月15日(月・祝)
翌週は、9月20日(土)・21日(日)と23日(火・祝)。22日(月)を休めば、4連休です。
2026年の9月シルバーウィークは5連休
- 19日(土)
- 20日(日)
- 21日(月・祝)敬老の日
- 22日(火)国民の休日
- 23日(水・祝)秋分の日
9月22日の「国民の休日」は、2つの祝日に挟まれる平日は休日と定め(祝日法)による
お彼岸には何をする
お彼岸の行事に決まり事はありませんが、一般的なことをまとめておきます。

お彼岸にすること
- 仏壇や仏具のお手入れ、お供え、御霊供膳
- お墓参り
- 法要への参加
宗派に限らず、家に仏壇がある場合には、仏壇や仏具をきれいにし、お供えをし、仏様やご先祖様に感謝の気持ちを伝えます。
お墓参りでは、お墓の掃除をし、お花などのお供えをし、ご先祖様を供養します。
寺院や自宅で法要を営む、もしくは寺院で行われる法要に参加します。

お彼岸の飲食供養〜御霊供膳
お彼岸は、もともと「修行」ですから、仏教の不摂政の教えに基づくと、精進料理を食べることになります。
仏壇にも、「御霊供膳(おりょうぐぜん/おりくぜん)」「陰膳(かげぜん)」「供養膳(くようぜん)」「霊供膳(りょうぐぜん)」「お霊膳(おりょうぜん)」などと呼ばれる、お供え物用の御膳を用意します。
御霊供膳は、「飲食供養(おんじきくよう)」のひとつです。
飲食供養(おんじきくよう)とは、日々食べる物に困らず暮らしていることへの感謝の気持ちと、ご先祖様の供養の気持ちを表すために、仏様やご先祖様に食べ物や飲み物をお供えすること
宗派、菩提寺の考え方、地域風習などによって、並べ方や用意するものが変わります。あまりこだわりがない場合には、フリーズドライも便利です↓

1袋・2袋・3袋・6袋セットがあります。命日・法要・お盆・お彼岸などにも使いますので、多めに用意しておくと安心です。
御膳は、料理が冷めたらお下げして構いません。仏様やご先祖様は、料理の香りを召し上がるからです。料理が傷む前には下げましょう。
お彼岸の行事食
お彼岸では、精進料理を食べるのが基本です(が、あまり気にしていないことが多いと思われます)。

他にも:
- 彼岸そば/彼岸うどん 〜 縁起が良い、内臓をきれいにする
- お赤飯 〜 小豆は魔除け
- 精進揚げ 〜 野菜やキノコなどの天ぷら
- 稲荷寿司/五目寿司
- おはぎ/ぼたもち 〜 小豆は魔除け、砂糖は貴重品だった
- お彼岸団子
「ぼたもち」と「おはぎ」は、地方や家によって形や小豆の状態などが異なりますが、
・春のお彼岸:ぼたもち
・秋のお彼岸:おはぎ
と呼びます。
これは、春に花が咲く「牡丹(ぼたん)」、秋に花が咲く「萩(はぎ)」が由来とされています。
お彼岸の入りには何をするの?
彼岸入りの日には、仏壇や仏具を掃除し手入れをし、お彼岸のお供えをします。お墓もきれいに掃除をし、お参りをします。
というのが、ネット上では「一般的」とされていますが、余裕があれば、彼岸の入りまでに仏壇やお墓のお掃除や手入れをしておくと安心です。
彼岸の入りを迎えると、墓地や寺院周辺の道路は混雑したりします。お彼岸初日の午前中に、、と思っていると、周辺や駐車場の混雑で出遅れてしまい、お墓の掃除が終わる前に親族がお墓参りにきてしまう、、なんてことにもなりかねません。
お彼岸に限らず、命日、お盆、法要時には、祭祀承継者(さいししょうけいしゃ)と呼ばれるお墓や仏壇を受けついた人やその家族だけでなく、親族もお墓参りにきます。親族がお参りした際に、お墓が汚れていたり、花もお供えされていないと、余計なことを言われたりもします。
双方不快な思いをしないように、できる範囲で心を配りたいものです。
お彼岸にやってはいけないこと
お彼岸は、日本の仏教的風俗習慣です。葬儀などの儀式とは異なりますので、特にやっていけないことはありません。
ただ、病院などへのお見舞いは避ける方がいいかもしれません。お彼岸がお墓参りを連想させ、縁起が悪いと考える方もいるようです。もちろん、考え方、病状/状態によっては全く気にしない人もいます。
また、春のお彼岸は、新学期/新年度の準備で慌ただしい時期ですし、秋のお彼岸はシルバーウィークとの絡みで旅行などに出かけたりする時期です。
「お彼岸だから、、」というよりも、慌ただしい時期なので、結婚式など相手の時間を取るような行事には配慮が必要でしょう。
お彼岸のお墓参り
お彼岸にお墓参りをする理由
お彼岸の中日である、春分の日と秋分の日には、太陽が真東から昇り真西に沈みます。
そのため、東の方向にあるとされる此岸(現世)と、西の彼方にあるとされる彼岸(極楽浄土)が、まっすぐに結ばれ、その距離が最も近くなる日と考えられています。
此岸と彼岸が近ければ、供養の気持ちも届きやすいとの考えから、春/秋のお彼岸にお墓参りをする習慣が根付いたようです。
お彼岸のお墓参りはいつ・時間
お彼岸のお墓参りは、お彼岸の期間中、どの日のどの時間に行っても構いませんが、早めの方がいいです。
お墓が近くにある、祭祀承継者であれば、彼岸の入りの午前中がいいのでしょうが、仕事の都合や距離的な問題から、難しい場合もあります。
実際には、祝日であることから、お彼岸の中日にあたる春分の日や秋分の日に訪れる人が多いようです。
お墓参りは午前中がいい理由
「お墓参りに行くのは午前中がよい」と言われます。決まり事ではありませんが、これにはそれなりの理由があります。

お墓参りを優先させる
お墓参りを午前中に済ませることは、他の用事よりも、仏様やご先祖様へのお参りを優先していることになります。
逆に、他の用事の後にしたり、なにかの用事のついでにお参りすることは、いいものとはされていないのです。
この、他の用事のついでにお参りすることは「ついで参り」とも呼ばれ、仏様やご先祖様に対して失礼な行為との考え方さえあります。
「ついで参り」は、お墓参りの前の用事だけでなく、お墓参り後の立ち寄りも含めて考える方もいることは、知っておくといいでしょう。
お墓参りを優先しているので、気にする必要はないのでしょうが、考え方は人それぞれです。
・お墓参りの後に用事を入れない
・お墓参りの後の寄り道のことは人に言わない
などで、不要なトラブルを避けることができます。
時間に余裕を持つ
お墓参りを、その日の最初の予定とすることで、時間に余裕をもったスケジュールを組みやすくなります。
お彼岸やお盆には、お墓参りをする人が増えます。彼岸の入りは暦(曜日)にもよりますが、祝日にあたる中日(春分の日/秋分の日)には、墓地周辺が混雑することもあります。お墓参りで親戚や知人にあうこともあります。要は、時間がずれ込みやすいのです。
お墓参りの前だけでなく、その後ろのスケジュールにも、時間的な余裕をもっておくことをおすすめします。
清々しい気持ちでお参りできる
春のお彼岸はともかく、お盆や秋のお彼岸では、午後の気温が高いです。
午前中であれば、まだ気温も上がりきっていませんし、強い日差しも避けられます。
気分的にも、午後よりも午前中の方が清々しいのも、お墓参りが午前中がいいとされる理由のひとつです。
夕方や暗くなってからは、足元が見えにくいこともあり、お墓参りには適しません。
お彼岸のお墓参りの服装や持ち物
お彼岸お墓参りの服装
お彼岸のお墓参りは、年忌法要などの法事がなければ、普段の外出着で構いません。
ご先祖様のお参りに行くのですから、Tシャツ、短パン、サンダルなどのカジュアルすぎる服装や、女性であれば露出の高い服装などでなければ、TPOとして問題はないでしょう。

お彼岸お墓参りの持ち物
- 仏花(墓花) 一対
- お線香
- ろうそく、マッチ/チャッカマン/ライター、新聞紙等
- お供え:飲み物やお菓子など
- ゴミ袋
- 掃除道具:タオル、ぞうきん、たわし、スポンジ、箒、塵取りなど
必要に応じて、軍手、植木バサミ、鎌など
墓地や霊園、寺院によっては、ゴミ箱なども完備されていますが、念の為ゴミ袋は用意しておくと安心です。
お彼岸お墓参りのお供物
お彼岸やお盆、命日などのお墓参りでは、お墓にお供えものをすることもあります。
お供えものは、季節の果物や、故人の好きだったお菓子や飲み物など。
お墓参りを終えたら、お供物はその場でいただくか、持ち帰ります。
お菓子や飲み物をそのままお墓に置いたままにすると、動物によって荒らされたり、お墓が汚れる原因となります。
お墓参りを終えた後、お墓に残るのは仏花(墓花)だけで十分です。
お彼岸お墓参りの花
お墓参りでは、お供えする仏花(墓花)は、故人が好きだった花や好きだった色などを選ぶといいでしょう。下記にまとめますが、避ける方がいい花はあります。
よくわからない場合、季節的に合わないような場合には、お花屋さんで「お墓参り用」として用意してもらうか、スーパーやお花屋さんで用意してある花束をお供えすれば間違いありません。
お墓参りに避けたい花
仏教的に避けた方がいい花もあります。
- 棘(トゲ)がある花
- 蔓(ツル)がある花
- 毒がある花
- 花粉が多い花
※ 花粉をとれば問題ありません - 傷みやすい、散りやすい花
いずれも、仏様やご先祖様に対して良しよされないものや、お墓を汚しやすいものです。
花束になって売られているものであれば問題ありませんし、気になる場合にはお花屋さんにお願いして束にしてもらうといいでしょう。

彼岸花とは
秋のお彼岸の頃に咲くのが、「彼岸花(ひがんばな)」です。

球根、葉茎・花と全体に毒がある花ですから、仏花(墓花)には使いません。
お彼岸にお墓参りに行けないなら
お盆休暇や夏季休暇があるお盆とは異なり、お彼岸の時期には慌ただしく休暇が取れないなどの理由で、お墓参りに行けないこともあります。
毎年のことですから、働き方や家族事情などで、どうにもならないものはどうにもなりません。そのような場合の対処法です。
お彼岸の前後に行く
お彼岸期間にお墓参りに行けなくても、時期をずらしてお墓参りをしましょう。
自宅で故人やご先祖様の供養をする
仏壇があれば仏壇で、お線香を備える、故人やご先祖様に感謝する、日頃の生活を振り返るなどの、自宅でもできることがあります。
代理参拝を頼む
お墓の近くに、家族や親族が住んでいる場合には、代理でのお墓参りをお願いしましょう。
お願いする方には、お供え物をお彼岸前に送り届けるといいでしょう。
頼める人が近くにいない場合には、「お墓参り代行サービス」もあります。
お彼岸やお盆の時期は、申し込みが混雑することもあるでしょうから、早めに申し込むか、日程をずらして調整するなど、必要になることもあります。
代行業者は増えていますが、怪しい業者もあるので、作業報告がどうなっているのか、よく確認してから申し込みましょう。
お彼岸のお墓参りをしないなら
「お墓参りに行けない」ではなく、「お墓参りには行かない」という考え方もあります。
お彼岸やお盆などのお墓参りは宗教儀式ではなく、風俗習慣です。また、散骨などでお墓がない、まだお墓ができてないなどの理由で、お墓参りをしないこともあります。
お墓参りをしなくても、自宅で故人やご先祖様を供養することはできます。お墓参りをしない=悪行ではありませんので、あまり深く考えない方がいいでしょう。

お彼岸での仏壇のお供物
お彼岸では、家の仏壇も普段より念入りに掃除や手入れをし、彼岸のお供え物をします。
お供え物の考え方
お彼岸には、仏花、果物、お菓子、御霊供膳などをお供えします。
これは、仏様やご先祖様、故人への感謝の心を込めて手向けるものです。
お供え物は、傷みやすいもの、匂いの強いもの、生ものは避けます。
果物や日持ちするお菓子であれば、お彼岸の期間中供えてから「お下がり」をいただいてもいいでしょうが、おはぎ/ぼたもちや御霊供膳などは、お供えしてから数十分程度で下げて構いません。

お彼岸の仏壇に供えるお膳
お彼岸は、元は修行の日でもあったことから、精進料理のお膳(御霊供膳)を供えます。
お椀の並べ方や、用意する食事は、宗教、宗派、菩提寺、地域や家によって考え方が異なります。よくわからない場合には、家の年配者や菩提寺に確認するといいでしょう。
尚、お膳は朝に供えるのが望ましいとされていますが、難しい場合には、できるだけ早い時間帯にお供えするようにします。お下げするまでの時間に決まりはありませんが、冷めたら下げて構いません。自分の食事が終わったタイミングでお下げすると、忘れません。
お彼岸期間は「毎日」が望ましいと言われますが、お彼岸の初日・中日・最終日、もしくは中日だけなど、可能な範囲で供えればいいとされています。
手作りが一番ですが、、、時代的にはフリーズドライあたりがオススメです。

お彼岸の仏壇に供える仏花
お彼岸と言っても、仏壇に供える花の考え方は普段と同じです。むしろ、普段より華やかにもてなしをしてもいいくらいでしょう。
ただし、仏教的に避けた方がいい花には、配慮しましょう。
- 棘(トゲ)がある花
- 蔓(ツル)がある花
- 毒がある花
- 花粉が多い花
※ 花粉をとれば問題ありません - 匂いが強い花
- 傷みやすい、散りやすい花、ポタリと落ちる花
いずれも、仏様やご先祖様に対して良しよされないものや、仏壇を汚しやすいものです。
花束になって売られているものであれば問題ありませんし、気になる場合にはお花屋さんにお願いして束にしてもらうといいでしょう。

暑さ寒さも彼岸まで
「暑さ寒さも彼岸まで」とは、夏の暑さ(残暑)は秋の彼岸まで、冬の寒さ(余寒)も春の彼岸が過ぎれば和らぎ、過ごしやすくなるという慣用句です。
また、困難な状況にあったとしても、やがて終わりが来て乗り越えることができる、といった意味でも用いられます。



