退院後 自宅療養のお見舞い〜品物・食べ物・花、御見舞金相場、のし、タイミング、手紙やメッセージ例文
退院後、自宅療養の方へのお見舞いの基本的な考え方をまとめておきます。
自宅療養される方の年齢や性別、病気かケガか、完治するものかなどでも変わりますが、基本的な考え方がわかれば対応しやすくなります。
退院後 自宅療養のお見舞いのタイミング
自宅療養中の方にお見舞いを贈るタイミングは、自宅に伺うか送るかでも考え方が異なります。

退院日を知っている+自宅にお見舞いに伺う
退院日を知っている場合には、退院後1週間から1ヶ月程度が目安とされています。
ただ、相手のご自宅に伺う場合には、事前に連絡をいれることは相手への思いやりです。退院直後は落ち着かないので、1〜2週間後あたりに連絡、相手の都合にあわせて伺う日程を決めます。
相手の関係性や相手の体調にもよりますが、お見舞いに伺う時間は短めにするのが基本。

ケガの療養中で相手も元気で暇、ゆっくりおしゃべりしたい、、といった状況であれば、相手が疲れない程度にごゆっくりどうぞ。
退院日を知っている+お見舞いを送る
退院日を知っている、お見舞いは宅配便等で送るのであれば、退院後1〜2週間程度を目安にするといいでしょう。
相手は荷物等を受け取るだけですし、不在であれば再配達もありますので、あまり気にする必要もありません。
むしろ、退院後時間が経ってしまうと「退院後のお見舞い」という意味合いがぼんやりし、中途半端な感じになる可能性があります。
退院し自宅療養中であることを知った
相手がすでに退院し、現在は自宅療養中であることを知ったら、お見舞いはできるだけ早めに贈ります。
訪問するのであれば、事前に連絡し訪問日程を調整します。
宅配便等での発送であれば、できるだけ早めに送ります。それでも、相手の体調等確認のために、事前に連絡を入れる方がいいですね。タイミングによっては「御見舞」ではなく「退院祝」や「全快祝」などと意味が変わります。


退院後 自宅療養のお見舞いの「のし袋」や「のし紙」の表書き・水引
のし袋・のし紙の水引
入院中にしろ、退院後にしろ、お見舞いの水引は赤白・結び切りやあわじ結び、熨斗(のし)飾りはなしが基本です。


病気やケガの療養で、赤白の水引を使うことに気が引ける場合には、水引なしでも構いません。「御見舞金」の場合、近年は水引なしの方が人気です。






表書きの基本は「御見舞」
退院後自宅療養する場合、のし袋やのし紙の表書きは「御見舞」で問題ありません。
その他に、退院後まもなくであれば「祝 御退院」、快復を願って「御全快祈念」などの表書きを使うこともあります。


退院から時間が経ってしまったら、、
退院から時間が経ってしまい、すでに全快/回復しているような場合には、のし袋やのし紙の表書きは、「祝 御全快」「祝 御快復」などとするといいでしょう。




退院後 自宅療養の御見舞金の金額相場やお金の包み方
病気やケガへの御見舞金は、入院時でも退院後の自宅療養中でも考え方は同じです。
自宅療養の御見舞金相場
お見舞金は、相手との関係や相手の状況、渡す側の年齢や経済的事情によっても異なります。一般的な相場を参考に包む金額を決めるといいでしょう。
渡す相手 | 金額の相場・目安 | |
---|---|---|
親 | 10,000円~30,000円 | |
祖父母・兄弟姉妹 孫・親戚 | 5,000円~10,000円 | |
友人・知人 | 3,000円~5,000円 | |
会社の上司 | 3,000円~10,000円 ※ 品物の方が無難です | 個人で包む場合 |
会社の同僚 | 3,000円~5,000円 | 個人で包む場合 |
会社の部下 | 5,000円~10,000円 | 個人で包む場合 |
ご近所の人 | 3,000円~5,000円 | |
家族や親族の場合は、身近な関係性ということもあって比較的高額です。ただ、入院中にも御見舞金を渡している場合には、自宅療養中の御見舞金は、自分の収入などから調整すればいいでしょう。
一方で、友人や知人、同僚などのお見舞い品にかける金額が低い理由は、相手への配慮です。数千円程度であれば、お返し不要、困ったときはお互い様レベルとも言えますから、相手にも気遣わせずに済む金額と言えるでしょう。
自宅療養の御見舞金の包み方
御見舞金は「慶事」と同じ包み方をします。





御見舞は祝い事ではないので悩みますが、「不祝儀」ではありません。選択肢は「不祝儀以外」つまり、祝儀袋と同様で正解。
御見舞金には新札・ピン札を使わない
退院後であっても、お見舞金の場合は、新札やピン札は使わないとされています。
ただ、ヨレヨレのお札はもらっても気持ちのいいものではありませんので、手持ちのお札の中からキレイなものを選んで包みましょう。ピン札のように見える場合には、中央に軽く折り目をつけてから包むといいでしょう。
退院後 自宅療養のお見舞いの品物
自宅療養中のお見舞い〜食べ物・飲み物
お見舞いに、食べ物や飲み物を贈る時には:
- 常温保存
- 日持ちする
- 小分けされている
- 当たり障りがない
という、無難なものがオススメ。
療養中の食事としても、保存食としても使える無添加系のおかずや雑炊/おかゆ、スープなどは、焼き菓子などよりもずっと実用的です。年齢・性別問わず贈ることができます。









食事制限やアレルギーなどもありますので、事前に確認しておくと安心です。
フルーツやお菓子は「お見舞いの品物」というよりも、訪問時の茶菓子のお土産程度の方がいいですね。家族や親しい友人に限ります。
自宅療養中のお見舞い〜ギフトカード
御見舞金として現金を贈ることに気が引ける場合には、ギフトカードが便利です。
ギフトカードであれば、アマギフ/アマゾンギフトカード一択です。必要なものは、Amazonで購入して、自宅に届けてもらってください。現金よりも生々しくありませんし、3,000円程度でも気軽に贈ることができます。
金額指定や、ギフトカードのタイプ(封筒/ボックス/カード/メールなど)も選べます。





VIZA/JCBなどの商品券/ギフトカードも便利ですが、リアル店舗でしか使えません。宅配で使える方が便利です。
また、百貨店や店舗限定のものは、さらに利用できる店が限られてくるので、療養のお見舞いとしてはあまりおすすめできません。
自宅療養中のお見舞い〜花
入院中には、あまりふさわしくありませんが、自宅療養中であればお見舞いにお花を贈る/持参するのはおすすめです。
おすすめは、フラワーアレンジメント。
生花の場合、花束であれば花瓶へ活け変えたり、その後の水やり/水変えなどの世話もあります。相手の体調によって、負担になることもあります。フラワーアレンジメントであれば、水やりは簡単ですから、負担少なめです。



ハーバリウムやプリザーブドフラワーも人気とされていますが、相手次第。アレンジメントの方が、無難です。
理由は、枯れない花は、自分の好みに合わない、置く場所がない、インテリアと合わない、、などの場合、扱いや処分に困るから。好きな人は好きですが、それ系はなんとも思わない人もいます。
よくあるお見舞いにオススメの品物って本当におすすなの?
お見舞いにおすすめの品物などをネット検索すると、ズラズラ出てきます。例えばgoogle先生がネット情報からまとめたAIによる概要はこちら↓


療養中の人が貰って嬉しいと品物というよりも、販売店やアフィリエイターが買って欲しいものリストでしかありません。
家に帰ってきているのに、部屋着・タオル・ブランケット・ティッシュとか必要ですか?
雑誌・写真集・CD・スケッチブック・塗り絵とか、いつの時代の話ですか?相手はどんな人ですか?
アロマ系やバスアイテムも定番ですが、もらって嬉しいですか?
という、ツッコミどころ満載な感じです。相手が療養中に必要なもの、あったら助かるもの、わからなければ自分があったら助かるものや嬉しいものを想像してみてください。
自宅療養中のお見舞い〜NG・タブーとされるもの


鉢植えの花は、「根付く」→「寝付く」から、パジャマや寝具などは、「寝付く」から、病気やケガが長引くことを連想させるとして、お見舞いにはふさわしくないとされています。
香りの強いはものは、体調によっては気分が悪くなる原因にもなります。
飲食物の場合には、刺激の強いものは、体の負担になる、まだ摂取できない可能性もあります。



いずれも一般論。結局は、相手の好みにもよります。
自宅療養中のお見舞いの注意点
退院後といっても、相手は自宅療養中。相手の体調などへの配慮は必要です。
体調不良時や感染症が流行っている時の訪問
- 相手の体調がすぐれない場合には、訪問は遠慮する
- 自分や同行者が体調不良の場合は、訪問を辞退し、日程を変更する
- 感染症が流行っている時には、訪問は遠慮する
事前連絡なしの訪問
- 玄関先で渡すだけだとしても、必ず事前に連絡し相手の都合を確認する
相手の負担になる訪問
- 長時間の滞在は避ける
- 大人数での訪問は避ける
- 相手が望む場合を除いて、子どもの同伴は避ける
- 香水や香りの強い柔軟剤など、刺激のある香りは避ける
自己満足のための訪問
- ネガティブ話題や不幸なニュースは避ける
- 病状などについて深く詮索することは避ける
- 相手が話したがらないことを、無理に聞き出すことはしない
- 「頑張って」「早く元気になって」など、励ましの言葉を押し付けない
- 相手の許可なく、SNSなどに投稿しない
- 相手の許可なく、友人知人に訪問時のことをベラベラしゃべらない
自宅療養 お見舞いのメッセージやメール、手紙の文例
体調はいかがでしょうか。入院中はさぞご心配だったこととお察しします。
今はゆっくりと静養され、一日も早く元気な姿を見せてくださいね。
ささやかですが、心ばかりの品をお送りしました。
お口に合うと嬉しいです。
まだまだ寒い日が続きますので、暖かくしてお過ごしください。
落ち着いたら、ぜひお会いしましょう。
〇〇さんの回復を心より願っています。
退院されたと伺い、安心いたしました。
ご無理をなさらず、ゆっくりと療養してくださいね。
何かお手伝いできることがあれば、いつでも遠慮なくご連絡ください。
ささやかですが、お見舞いの品をお送りしました。
療養中のお役に立てれば、幸いです。
〇〇さんの体調が一日も早く回復することを心より願っています。
退院おめでとうございます。
ご自宅での療養とのこと、焦らずゆっくりと静養してくださいね。
落ち着いたら、ゆっくりお会いできることを楽しみにしています。
季節の変わり目ですので、くれぐれもご自愛くださいませ。
〇〇さんの回復を心より祈念しております。



お見舞いのメッセージですから、簡潔なもので大丈夫です











