【50歳からの理想的な生き方】上善如水〜柔軟でしなやかに生きよ

上善如水(じょうぜんみずのごとし)

上善」とは、最も理想的な生き方のこと。

上善如水〜最も理想的な生き方は、水のようなものであるという

水には、万物に利益をあたえながらも、他と争わず器に従って形を変え、自らは低い位置に身を置くという性質があります。

水は己の形に囚われることがありません。

雲となり雨となり雪となり、氷にもなる。

時に静かに、時に激しく、様々な姿に変化しながらも、その特性や性質を失うことはありません。

上善如水〜水のあり方のような生き方こそが、理想的な生き方であると説いているのです。

今までの私たちの、今の私たちの生き方はどうなのでしょうか。

過去に囚われ、常識に縛られ、間違った思い込みをしているのではないか?

「これはこういうもの」「こうあるべき」だと物事を決めつけていないだろうか?

自分の価値観、物差しだけで判断し、自分の正義を振りかざしていないだろうか?

自分とは異なる考え方を受け入れること、理解しようとすることなく、否定していないだろうか?

「自分」という曖昧なものに囚われ、コトの本質を見逃していないだろうか?

まったく柔軟性がない、全然しなやかではない生き方をしてきてはいないだろうか?

「人より上に立ちたい」「自分だけ損をしたくない」「少しでも得したい」、そうやって常に上か下かと無意味な比較をし、損か得かにばかり心を奪われているのではないだろうか?

私たちは、無意識のうちに、あるいはわかっていながらも、自ら不自由で苦しい生き方を選んでしまっているのです。

自分を飾ることなく、何物にも囚われず縛られず、自由に、柔軟でしなやかに、水のように、生きていけば良いのでは?

自分を常に低いところに置く謙虚さを忘れない。

環境や流行りに惑わされず、自分の本質は変えない。

でも、どんなふうにも変化することができる。

こだわりがなく、執着がない、しなやかな生き方。

上善如水。

水で気づく生き方。水に気付かされる生き方。

何歳になっても、どんな経験を積んでも、自然には学ぶことはたくさんあります。

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