「お変わりありませんか」〜敬語や言い換えバリエーション ビジネス/上司/目上の方に電話/メール/年賀状/暑中見舞いでも使える表現・文例

「お変わりありませんか」という表現は、年賀状や暑中見舞いなどの挨拶状や社交の場で広く使われる言葉です。

相手や、シーン、電話・メール・年賀状などの手段によって、敬語表現でのバリエーションは揃えておきたいものです。

毎回悩まなくてもいいように、まとめておきます。

目次

「お変わりありませんか」の言い換えバリエーション

友人であれば「お元気ですか」あたりでいいのですが、相手によっては「お変わりありませんか」でも敬語として相応しい表現なのか、考えてしまうこともあります。そんな時に、便利な言い換えには次のようなものがあります。

  • お変わりございませんか
  • いかがお過ごしでしょうか
  • お元気でお過ごしでしょうか
  • お変わりなくお過ごしでしょうか
  • お健やかにお過ごしのことと存じます
  • 益々ご健勝のこととお喜び申し上げます
  • ますますご清祥のこととお慶び申し上げます
  • お変わりなくお過ごしのことと存じ上げます
  • お健やかにお暮らしのことと拝察いたします
  • 皆様にはお健やかにお過ごしのことと存じます

健勝(けんしょう)とは、相手(個人)の健康を願う気持ちを伝える表現
清祥(せいしょう)とは、相手の健康や幸福を祝福したり願う気持ちを伝える表現

知る・思うのバリエーション

拝察いたします > 存じ上げます > 存じます

「ご無沙汰してます」の言い換えバリエーション

友人であれば「久しぶり〜」あたりですが、相手によって使い分けたい場合の言い換え表現の例です。

  • ご無沙汰しております
  • ご無沙汰をお詫び申し上げます
  • 長らくご連絡を差し上げず失礼いたしました
  • 久しくお便りを差し上げず誠に恐縮でございます
  • ご無沙汰いたしておりました失礼をお詫び申し上げます
  • しばらくご無沙汰いたしておりましたことをお詫び申し上げます

「ご無沙汰」は連絡や訪問が久しぶりになった相手に対する「あいさつ」と「謝罪」の意味を持つ言葉です。前回の連絡から3ヶ月程度以上経った時に使います。

相手の体調を気遣う言葉 バリエーション

久しぶりの連絡ですから、手紙やメールなどの最後には、相手の体調を気遣ったり、健康を願う言葉を添えたいものです。いくつかの言い換えを押さえておくと便利です。

  • くれぐれもご自愛ください
  • ご健勝をお祈り申し上げます
  • どうかご自愛のうえお過ごしくださいませ
  • 寒さ厳しき折、風邪など召されませぬようご自愛くださいませ
  • 厳しい寒さ(暑さ)が続きますのでご自愛の程をお祈り申し上げます

【年賀状】相手の幸せを願う言葉 バリエーション

年賀状であれば新年も幸せに過ごせるよう願う一言のバリエーション。

  • 輝かしい新年を迎えられますようお祈り申し上げます
  • お元気で幸多き年となりますようお祈り申し上げます
  • 今年一年のご多幸とご発展を心よりお祈り申し上げます
  • 新たな年が皆様にとって実り多き一年となりますように
  • 幸多き新春をお迎えになりますようお祈り申し上げます
  • 本年も変わらぬご多幸とご健勝を心よりお祈り申し上げます
  • この一年のご健康とますますのご活躍をお祈り申し上げます
  • 新しい年が皆様にとって笑顔あふれる幸せな年となりますように
  • (ご家族の)皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます
  • 本年も皆様のますますのご健勝とご繁栄を心よりお祈り申し上げます

毎回同じ言葉を使っているなぁ、、など思う時に、バリエーションがあると本当に便利、というか気が楽になります。

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