『養生訓』が凄すぎてついていけないので、7つに絞り込んでみた

300年以上も読み継がれてきた心身ともに健康長寿に過ごすための養生(健康法)についての指南書である『養生訓』。

それぞれの項目は簡潔にまとまっていますし、現代語訳もありますので、私のように古典を読むのが苦手な現代人でも、気軽に読むことができます。

ただし、さすが博学で自らも健康長寿を全うした貝原益軒。いちいち真っ当ではありますが、養生の方法が多すぎます。

同様に考える方は多いようで、さらに読みやすくなった超訳本もでています。

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この超訳本でさえ、養生の項目が163。

いくつかは内容が被りますので、さらに絞り込んで、この私でさえも日々忘れることなく、諦めることなく、実践できるようさらに7つに絞り込み記しておきます。

残りの人生を夫婦仲良く、心身ともに質高く健康長寿を目指すためにも、せめてこのくらいはなんとか死守したいものです。

目次

健康長寿の秘訣

【健康長寿の秘訣】
養生の術は謙虚に学ぶべき
健康長寿は金儲けや立身出世より容易い

今の時代、健康情報は溢れ、もはやついていけないレベルで日々発信され続けるため、自分にフィットした情報を探し実践しようとするだけで疲弊してしまいます。

だからこそ、流れゆく情報に踊らされず謙虚に学び、日々実践する必要があるのだと再認識させられます。

健康長寿を目指すための養生のポイント

  • 長生きは全ての幸福の根本と心得る
  • 健康を過信しない
  • 養生は習慣にする
  • 背筋を伸ばして姿勢良く
  • 体は冷やさない
  • 欲に負けると長寿の道を踏み外す
  • 自分が自分のコーチになる
  • 治療は最後の手段、予防は治療に優る

そして、自分の欲に負けそうになったときに思い出したいのがコレ

我慢できないのは心が弱いからではなく、養生をよく理解できいないだけ

危険なことをしないのはそれが「危険」と知っているからであり、わざわざ危険なことをするのはその危険性をよく理解していないのと同様、我慢できないのは心の弱さではなく、養生/健康法をよく理解していないだけ。

危険に関してはツッコミ所もありますが、一理あります。なんやかんや言い訳をつけて欲に負けてしまうのが人間ですが、「よく理解できていないだけ」と言われれば、余計なストレスもプレッシャーも感じず救われます。

欲深い私は一生理解できないのではないか、、と余計な不安があることを、ここに告白しておきます。

食養生の秘訣

【食養生の秘訣】
食養生は最善の病気予防
節度をもって食べ、体を動かし、適度に睡眠をとる

耳新しいことは何もなく、基本中の基本ですね。

健康は胃腸から腹八分目、多少物足りないくらいがちょうどいいとは、耳にタコができるほど聞いてきました。

食欲は、人間の三大欲求の一つですし、美味しい食事と幸福感は直結しますので、つい食べ過ぎてしまいます。

毎食腹八分目で抑えるのは、なかなか難しいものがありますが、1日単位で腹八分目を目指すなら、なんとかできそう。体質もあり、もともと夜は軽めですので、継続できそうです。

食養生のポイント

  • 食事は体は体を養うためのものと心得る
  • 同じものばかり食べない
  • 好きなものを少量食べる
  • 養生に役立つものを食べる
  • 栄養を与えすぎるのはむしろ体が弱る原因と心得る

「食べたもので体ができている」とはよく言われますが、自分が口にするものはある程度は自分の意思で選べます。選べる範囲の中で、甘やかさない程度により良いものを選ぶよう、買い物の度に思い出すようにしたいところです。

弱った時の養生の秘訣

【弱った時の養生の秘訣】
病気になったら悩むより養生

忙しすぎる現代社会では、ゆっくり休むことが難しく、体調がすぐれない時ほど焦ってしまいます。

健康情報も、治療に関する情報も過多ですから、難しい病気、辛い病気になるほど、自分が納得するような情報を探し出してしまいます。エコーチェンバーやフィルターバブルにも、普段以上に気をつけなければなりません

どうしたものかと悩んだり、アレコレ自分好みの情報を探し回ったり、無理をしたりせず、潔く養生することを忘れないように、たった一文「病気になったら悩むより養生」を心の留めておくことにします。

養生のポイント

  • 病気は治りかけが肝心
  • 回復を焦って良いことはない
  • 養生せずに薬を飲んで治そうとするのは愚策
  • 薬で寿命を伸ばすことはできない

暮らしの中の養生の秘訣

【暮らしの中の養生の秘訣】
養生とは命と体に感謝し慈しむこと

肩の力をむいて、幸せを噛み締めながら生きる

心は平穏で慎み深く、温厚で素直なのがよい。あまりしゃべらず、声を張り上げたり大声で笑ったりしない。いつも喜びをみつけて、むやみに怒らず、悲しみにとらわれず、済んだことを後悔せず、失敗しても、しっかり反省したら振り向かない。肩の力を抜いて、幸せを噛み締めながら生きる。これが、養生を志す人が守るべき、生命力を養う方法である。

超訳 養生訓 病気にならない体をつくる

養生の全てが詰まっているような素晴らしい1文です。ここだけ、毎朝と寝る前に呪文のように唱えているだけでも、心身の幸福度は劇的に向上するような気がしてなりません。

ちなみに、これは「超訳 養生訓 病気にならない体をつくる」の最後、163番目。実際には「巻二 総論下」に書かれています。

【暮らしの中の養生のポイント】

  • 雑用と人付き合いはほどほどに
  • 口数を減らし、こころは静かに、体は動かせ
  • 人生は手放すことも必要
  • 百点満点を求めない
  • 密度の濃い人生を楽しむ
  • 怒りと欲求は養生の大敵
  • 悩み苦しむと生命力がすり減る
  • 悪天候は外出しない

300年経っても、人間はあまり変わらないものですね。むしろ現代人は、過去のどの時代よりも、形あるもの形ないものを抱え込み過ぎています。何事もほどほどに、そして心は穏やかに。わかってはいても、最難関は暮らしの中の養生なのかもしれません。

「超訳 養生訓 病気にならない体をつくる」は1ページに1項目。漫画並みにわかりやすく、超速で読めます。しかも、現代医学に照らしあわせ、今の時代でも正しいとされる項目からピックアップしているので、無駄もありません。

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著:貝原益軒, 翻訳:松田道雄
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こちらの記事では、『養生訓』の読みやすい本を紹介しています。↓

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この記事を書いた人

アラカン夫婦の備忘録

これからの人生をより心豊かに、より穏やかに生き抜くため知恵や情報をツラツラ綴っています

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