田舎には仕事が無いはホント? 移住に失敗しないための仕事の探し方、働き方、住み込み仕事の魅力

地方移住したい、田舎暮らしをしたい、、でも仕事が見つかるか心配。
知らない土地で暮らしていけるか心配。

移住には費用もかかります。就職先ありきの移住ならともかく、移住ありきで仕事や家を探すとなると大きな不安がつきまといます。

でも、大丈夫。「住み込みの仕事」であれば、お試し移住の感覚で気軽に試すことができます。しかも、住む家/部屋と仕事=収入を確保できるのですから、一石三鳥くらいな感じです。

目次

移住地での仕事を考える時に、最初に見ておきたいサイト

移住地での仕事/就職を考えているのであれば、まず見ておきたいのが ニッポン移住・交流ナビ https://www.iju-join.jp/)。

一般社団法人 移住・交流推進機構(JOIN)が運営しているサイトです。

ここを見れば日本全国各地域の移住支援情報や空き家情報、仕事/求人情報が一発でわかります

各自治体や民間で運営しているサイトも多数ありますが、このサイト経由で色々問い合わせてみるのが手っ取り早く、間違いありません。

地方暮らし/田舎暮らしが即実現できる仕事

地方暮らし/田舎暮らしが即実現できる仕事を探すことは難しくありません。短期間でも住み込みの仕事をすればいいのです。

地方移住にしても、田舎暮らしにしても、現代社会では収入がなければ生きていくことができません。

仕事を探すにも、家もしくは部屋を探すにも時間がかかります。

仕事が見つかったとしても、移住するには、新しく家を買う/借りる、引っ越しするために、ある程度のまとまったお金も必要になります。

そんな懸念を一気に吹き飛ばし、移住と転職をいっぺんに叶えられるのが「住み込み仕事」です。

終身雇用に守られてきた日本ですが、今は転職も独立も珍しい話ではありません

一時の収入を得る手段として「住み込みの仕事」を選んだとしても、別に負け組になるわけでも、人生詰むわけでもないのです。

田舎での仕事〜求人事情と住み込み仕事の魅力

「田舎には仕事がない」など言われていますが、実際には様々な職種の求人があり、完全な売り手市場、就職を希望する人よりも企業の採用枠の方が多いといっても過言ではありません。

高齢化が進み、働き手がいないからです。

田舎で多い求人は以下の職種です。

  • 農業・林業・漁業・畜産業
  • 旅館・飲食など観光業
  • 医療・介護の仕事
  • 土木建築・電気設備・公共工事関連の仕事
  • 製造業・工場系の仕事

いずれも、「キツイ・キタナい・安い」など言われたりしますが、それぞれに人間の生活にとっては必要で大切な価値ある、誇りを持っていい仕事ばかりです。

都会のオフィスビルで、こ綺麗な服装で働くだけが、価値ある仕事でも、誇り高い仕事でもありません。

現に、地方移住したい、田舎暮らしをしたいと感じているのであれば、都会での生活になんらかの疑問や不安を持っているわけでしょうから、働き方/仕事への考え方も変えた方がスッキリします

特に初めての田舎暮らしで仕事を探すなら「住み込み仕事」「寮付きの仕事」をおすすめします。

初めての田舎暮らしなら住み込み/寮付きの仕事がオススメの理由

  • 家を探す面倒がない
  • すぐ仲間ができる
  • 通勤のストレスが無い
  • 安定して働ける
  • 未経験歓迎・学歴不問の仕事が多い

①家を探す面倒がない

田舎では、都会に比べて、借りるにせよ購入するにせよ、物件は「格安」です。

それでも、当然初期費用はそれなりの金額が必要だし、寒さ/暑さ対策など住んでからの費用も割高です。

何より探して借りるまで時間がかかるので、今すぐにでも移住したい!という方には、やはり「住み込み仕事」「寮付きの仕事」という選択肢が最適です。

②すぐ仲間ができる

寮に住めば、仕事場の仲間と一緒に生活するので、必然的に仲間を作りやすくなります。

田舎は人付き合いが濃密なイメージがありますが、そもそも人口が少ないし高齢者ばかりで、近所に同世代など話の合う人がいる確率はきわめて稀です。

また、飲食店や飲み屋など、出会いや社交の場も無い/極めて少ない、あっても遠い地域も多いのです。知らない土地での職場の仲間は、貴重な存在なのです。

③通勤のストレスが無い

都会暮らしでは、職場まで結構な時間をかけて通勤することも珍しくありませんが、田舎で寮に住んで働けば、通勤に無駄な時間を割く必要はありません。

満員電車や車通勤などで生じるストレスは勿論、寄り道することもないので無駄遣いがなくなり、手取りが下がってもお金が貯まりやすくなるというメリットもあります。

業種によっては、高収入も得られます。
田舎の仕事=薄給とは限りません。

④安定して働ける

田舎で仕事を見つけるのは難しくはありませんが、職種や職場に不安を感じ躊躇することは多いです。

ですが、田舎にある大きな工場などは、大手企業資本が多いです。しかも、住み込み・寮付きの求人をする企業は、基本的にしっかりしている会社が多いです。

ですから、安定した収入が確約された状況で、働くことが可能です。

⑤未経験歓迎・学歴不問の仕事が多い

仕事を探す時に気になるのが自分の学歴や職歴です。

その点、工場勤務などの寮付きの仕事は、未経験歓迎や学歴不問の求人が殆どで、間口広く受け入れてもらえます。

中には夫婦で住み込みOKの求人もあります。

住み込み/寮付きの仕事が合わなかったら?

住み込みや寮付きの仕事でも、相性が悪いことはあります。その地がどうしても気に入らないこともあります。

そればかりは仕方がありません。

その時は、また別の仕事、別の地に移ればいいのです。

一生をサラリーマンとして過ごすのであれば、短期間での転職が優位に働かないこともありますが、将来的に独立するつもりであれば、そんなに気にするほどのことでもありません。

私たち夫婦も、それぞれ何回かの転職経験があります。
私は、30代前半までは転職でキャリアアップもしましたが、30代半ばの時には条件に合う仕事が見つけられず、派遣社員になりました。契約期間終了後は、派遣もやめ、個人事業主に。
辛かった時期もありましたが、人生は何度でも仕切り直しができるものだと、お伝えできます。

住み込み仕事の見つけ方

「住み込み仕事」を探すのであれば、特化したサイトから求人情報を探す方が無駄がありません。

寮完備/社宅完備/住み込みの仕事特化の求人サイト

求人の中には、寮費/水光熱費無料、赴任交通費支給、引越し費用支給など、費用負担のないものもあります。

暮らし方によっては、生活費がほとんどかかりませんので、次のステップのためにお金を貯めることを目的とした、働き方にも向いています

工場勤務特化の求人サイト

工場系であれば、「工場求人ナビ」。

全国の工場系求人から、シフト、期間、待遇、希望条件などで検索が、簡単にできます。短期間でガッツリ稼いで、次のステップに進むなら工場系もオススメです。

住み込み仕事でアドレスホッパーに!

寮や社宅、住み込み仕事であれば、アドレスホッパーにもなれます

アドレスホッパーとは?
定住する家を持たずに、移動しながら暮らす人々やその生き方

移動しながら、、というと、とても不安定なイメージもありますが、自分にとって快適な環境を求めて気楽に移動できるというのは、とても素敵なことです。

別に一生移動し続けなければならないわけでもありません。気に入った土地や仕事があれば、いつでも定住できるのですから。

地方移住や田舎暮らしの場合、その地との相性、地域住民との相性もあります。

どんなに下調べをしたり、何度も足を運んだ地でも、いざ暮らしてみると今まで見えなかったことが見えて、苦労することは珍しくありません。

短期間〜数年程度の仕事と割り切って考えれば、全国各地気になるところ、気になるところの近くで、暮らしながら働くことも容易です。

アドレスホッパーというと、根無草宙ぶらりんのようなイメージを持つ方も少なくありませんが、自分の働き方や暮らし方の選択肢が増えるだけのことなのです。

地方/田舎移住は誰にでもできる

地方移住や田舎暮らしに憧れても、実際に移住するとなると大きな決断が必要で、実際にはなかなか踏み出せないものです。

その理由として多いのは、仕事が見つからない、だから今の仕事をやめられない。

家はお金があれば必ず確保できますが、仕事/収入 はお金では買えません。

田舎暮らしの仕事として、自給自足や自営業など起業する方法もありますが、どうしても軌道に乗るまでは時間がかかります。

仕事が無ければ移住が出来ない、田舎暮らしが出来ない、という理由は理解できますが、「住み込み仕事」「寮付きの仕事」の求人に乗っかることで、解決できます。

短期の仕事、期間限定の仕事、1年ごとの契約の仕事、正社員として長期間働ける仕事、、、選択肢は多数用意されているものです。

その土地を知るためのお試し移住的に働くこともできます。

短期で場所を変え、職を変え、日本全国色んな土地を移住し続けるという「アドレスホッパー」の仕事としても注目されています。

田舎暮らしは、どんなに調べたところで、実際に生活してみなければ自分に向いているかの判断はできません。

費用/収入的な不安もあるでしょうが、どうしても失敗したくない人にこそ、「住み込み仕事」「寮付きの仕事」はオススメです。その地のことをリアルな生活を通して知ることができますし、職場仲間に相談することもできます。

合わなければ、仕事を辞めて、引越しすることも容易なのですから。

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