ルームフレグランス/トイレ芳香剤/消臭剤〜中身が残っている時の捨て方、香りがしない時の対処法、簡単便利持ち歩ける芳香剤
ルームフレグランスやトイレの芳香剤、消臭剤などの捨て方をまとめておきます。
【液体タイプ】フレグランスやトイレ芳香剤の中身の捨て方
ルームフレグランスやトイレの芳香剤、消臭剤の多くは、プラスチック製容器で販売されています。
ケース本体やパッケージの裏面に、リサイクルマークの表示があれば、そのままプラスチックゴミなどで捨てることが可能です。
ただ、中身の液体が残っている場合には、液体の処分が別途必要になります。
紙や布に吸わせて捨てる
一番簡単で手っ取り早い方法が、液体を紙や布に吸わせて「燃えるゴミ」として捨てること。
【残った液体のの処分方法】
- 少量:新聞紙やチッキンペーパー、使い古しの布などに浸み込ませそのまま捨てる
- 大量:新聞紙やキッチンペーパー、不要な布などを牛乳パックなどに詰めて、そこに液体を浸み込ませる
併用し使い切ってから捨てる
芳香剤や消臭剤は、開封後時間が経過すると効果が弱まります。
新しいものと交換後も、部屋の端や邪魔にならないところにそのまま放置。
そのうち気化して空になったら、そのままゴミとして出すことができます。

効果が弱まっても害はありません。
邪魔にならない場所に置いておけば大丈夫。
ゴミの臭い消しに使う
少量をティッシュやキッチンペーパーなどに吸わせて、ゴミ箱やゴミ袋にいれておくと、ゴミの匂い消しとしても使うことができます。
この場合、少量で構わないので、何度かにわけて使うこともできます。



マンションなどの集合住宅の場合、ベランダでの放置は避ける方が無難です。屋内より屋外の方が蒸発は早いですが、ご近所さんが不快に思うこともあります。
以前住んでいたマンションでは、柔軟剤のような香りが強い部屋があり、問題になったことがありました。
【ゼリータイプ】フレグランスや芳香/消臭ビーズの捨て方
ゼリー/固形/ビーズタイプの芳香剤/消臭剤の捨て方
ゼリータイプの消臭ビーズやフレグランスビーズなどは、そのまま燃えるゴミとして捨てることができます。
ケースの内側についたビーズは、少し濡らしたティッシュやキッチンペーパーなどで拭き取ると、簡単に取り出せます。
消臭ビーズ/フレグランスビーズは水を足せば復活するは本当か?
消臭ビーズなどのビーズタイプは、開封後時間の経過とともに、粒が小さくなり干からびてきます。
小さくなった消臭ビーズを、ケース内や別の器に写し、水を加えると元の大きさに戻ります。
でも、消臭効果や芳香効果は復活しません。
ゼリータイプ/ビーズタイプの芳香剤や消臭剤は、芳香成分/消臭成分のある液体をゲル化剤(≒ゼラチン)で固めたものです。
その液体が蒸発し、芳香/消臭効果を発揮してきたのですから、普通の水を加えたところで新たな効果は生まれません。
別のルームフレグランスやエッセンシャルオイル(精油)などを垂らせば、リメイク芳香剤として再利用することも可能です。



以前試したことがありますが、結論としては、わざわざそんなことしなくても… というところです。
【スプレータイプ】芳香剤・消臭剤のスプレー缶の捨て方
スプレー缶・エアゾールタイプの芳香剤や消臭剤は、ガスを抜いてからゴミに出す必要があります。
スプレー缶の中身の捨て方・抜き方
消臭スプレーやヘアスプレー・デオドラントスプレーなどは、空中にそのまま放出できます。
スプレー本体に記載されたガス抜き方法を確認し、ガス抜きをします。



スプレー缶の多くは、上下逆さまにしてスプレーし続けると、中身を空にできます。ガスの噴射音がなくなるまで、スプレーするのが基本です。
最近は、ガス抜きキャップなどが装着されているものもあります。缶本体に使い方が書いてあるので、確認しましょう。
スプレー缶には穴を開けるのか
ゴミとして出す時に、スプレー缶に穴を開けるかどうかは、自治体によって異なります。
穴あけ不要であれば、そのまま出せますが、穴あけが必要な場合には専用の器具を使うと簡単です。
我が家はコレ↓ 力不要で簡単に穴が開けられます。





以前住んでいてところでは、穴あけ不要でした。
今は、穴を開けないといけない…
ゴミ捨てルールは自治体によって、結構差があります。
芳香剤の香りがしないと感じたら?
ルームフレグランスやトイレの芳香剤では、開封後まもない・中身が残っているのに、香りを感じないこともあります。
大きな理由は2つ。その対処法もあります。
香りがしないのは慣れ
ルームフレグランスやトイレ芳香剤のの香りを感じられなくなる、匂いがしない気がするのは「慣れ」。
毎日使っているので、鼻が鈍感になってしますのです。
自分の家の匂いはわからないのに、よそ様の家にお邪魔するとその家の匂いがわかるのと同じです。
外出からの帰宅後すぐなどは、慣れた匂いでもわかりやすい可能性があります。意識して確認してみるといいですね。
匂いは下に沈みやすい
ニオイは、空気より重い性質があるため下に沈みます。
ですから、芳香剤などは床置きではなく、少し高さのあるところに置く方が香りを感じやすくなります。
また、換気をしたり、ドアで仰ぐように数回大きく動かしたりして、空気を動かすと香りを感じやすくなります。
【消臭剤・芳香剤の置き方】
- 消臭剤:下に置く
- 芳香剤:棚の上や窓の近くに置く



芳香剤もですが、嫌なニオイも下に溜まりがち。
これは、換気をして空気を動かすに限ります。
芳香剤よりも他のニオイがするなら…
芳香剤よりも、アンモニア臭などが強く臭う場合には、トイレ掃除が行き渡っていない可能性が高いです。
便器の掃除だけでなく、トイレの床や壁もアルコールなどでキレイに拭いてみると、トイレのニオイがなくなることもあります。
簡単便利持ち歩きもできる芳香剤
持ち歩き可能なトイレ芳香剤
持ち歩きもでき、家でニオイ慣れした時や、瞬時になんとかしたいときに最強なのが「1滴消臭元」。




コンパクトサイズなのに、約640滴。1滴使用でも十分なので、640回も使える優れものです。
香りは長時間持つものではなく、一時的な消臭・芳香として使えます。なお、公衆トイレなどのトイレのニオイが気になる場合には、用を足す前に一滴垂らしておくと、快適に使用できます。
【こんな時にもおすすめ】
- 外のトイレのニオイが苦手
- 会社は学校で用を足した後のニオイを消したい
- 家族にトイレのニオイがきつい人がいる
- 生理中や体調が良くない時のトイレのニオイ対策
- 恋人の家に泊まる時や旅行時のトイレのエチケット対策
自然な香り&トイレ以外でも使える芳香剤
自然な香りで、トイレ以外でも使うなら精油/エッセンシャルオイルが便利。
化学合成された芳香剤よりもお高めになりますが、汎用性が高さではこれに勝るものはありません。
- トイレットペーパーの芯の内側に1滴たらす
- ハンカチやティッシュなどに1滴たらしてバッグにいれておく
- 素焼きのお皿やウッドチップなどに数滴垂らして、トイレや玄関におく
ラベンダーやペパーミント、ハッカ油であれば、マスクの内側にごく少量つけておくと快適です。



香りが強すぎたり、肌刺激があるので、マスクには直接垂らすよりも、楊枝などでつける方が安心です。
私も慣れるまでは楊枝でつけていました。垂らし方や垂らす場所がわかってきたので、今は直接垂らしています。
最近は、ディフューザー用やルームフレグランスとして、精油のほかに化合物が入っているものもあります。
また、「アロマオイル」の場合、精油/エッセンシャルオイルだけでなく、化合物が含まれている、そもそも合成香料などの場合もあります。「アロマオイル」は非常に広義に使われていますので、成分を確認することをおすすめします。



肌に近いところで使うのであれば、「精油」「エッセンシャルオイル」を。精油/エッセンシャルオイルであれば、合成香料や化合物を使用していない、100%天然由来です。