卒業式・入学式での母親足元防寒対策〜ストッキングの色、黒、タイツ、80デニール、フェイクタイツ

卒業式や入学式など、春先のセレモニーでの足元防寒対策をまとめておきます。

調べればいろいろ「マナー」とされるものはありますが、東京基準で言われても、、地方だと寒すぎて無理です、、ということはよくあります。せっかくの子供の晴れの日ですから、「マナー違反」など後ろ指刺されないようにだけは、心を配りたいものです。

目次

卒業式・入学式のストッキングの色や柄

卒業式や入学式のストッキングは、黒ではなくてベージュ系とされています。

私立など、学校によっては保護者の服装にも規定や慣習があります。
その場合には、卒業生や同級生のお母さんに事前に確認しておく方が無難です。

慶事には避けておきたい黒

卒業式や入学式では、主役は子供たちです。保護者は準礼服や略礼服などを着用します。

女性(母親)の場合、入学式にはパステルカラーのスーツなどを着用することもありますが、卒業式ではダークカラーのスーツなどを着用することが多いです。

服に合わせて、または見た目の問題として、「黒」のストッキングを選びたくなるかもしれません。

でも、慶事ですから、黒は避けましょう。ベージュなど、肌の色に近いものが基本です。

ダークカラーの装いで、ストッキングも黒だと、葬儀などを連想させるのも、黒を避ける理由の1つです。

脚をすっきり細く見せたい、、

黒を選びたくなる理由の一つは、脚が細く見えること。わかります、、でも、黒は避けましょう。

「細見え」するには、ベージュ系でも肌の色よりも少し濃い色を選ぶようにしましょう。足が強調(膨張)されにくいです。

また、スカートの場合には、丈にも注意。丈によっても見え方が変わるのは、ここであえて言うほどのことでもありませんね。

ワンポイントやラメ入り、カラータイツ

無地が基本です。

主役は子供たちなのですから、母親にワンポイントやラメ入りなどの華やかさは不要です。肌の色から離れたカラータイツも不適切です。

全体的に地味になる場合には、コサージュやアクセサリーで華美にならない程度の華やかさを加えます。

ワンポイントであれば構わないとの考え方もあるようですから、あえてワンポイントを選ぶほど重要、おしゃれ上級者でなければ、わざわざ選ぶ理由はないでしょう。

卒業式・入学式でのストッキング・タイツ・80デニール

基本はストッキング

ストッキングでも発熱機能を備えたものもあります。「あったかストッキング」の優秀選手といえば、GUNZEの「SABRINA」。締め付け感はありますが、ストッキングとしては暖かさも履きやすさ優れています。

タイツはアウトか…

世の通例としては、タイツはアウト、ダメだとされています。

その理由は、タイツはカジュアルな装いの扱いだから、、

納得はいかないかもしれませんが、そういうものと、されているのです。

80デニール ストッキングは…

メーカーにもよりますが、ストッキングとされるのは、一般に20〜30デニール。

中には40デニールでもほどよい透け感があるストッキングもありますが、60デニールを超えると難しくなってきます。

つまり、80デニールになるとタイツ扱いになってしまうのです。

寒い場合には、発熱ストッキングやカイロを使用したり、厚手の下着を1枚増やす、等の対策があります。また、最近は、式典自体も短時間になりつつありますので、うまく調整してみてください。

大事なのは「透け感」

ストッキングとタイツの違い

冠婚葬祭でフォーマルな装いの場合、足元には適度な透け感が求められます。ストッキングは、細い糸で編まれているため、透け感があり、素足よりも脚を美しく見せてくれます。

タイツは、ストッキングよりも太い系で編まれているため、デニールにもよりますが、透け感がなく、マットな質感になります。そのため、カジュアルな装いに適しているとされています。

では、厚手でも透け感があればいいのではないか、ということにもなってきます。

フェイクタイツ〜裏起毛透け感ありストッキング風タイツ

技術の発達は、寒さに悩む女性を助けてくれます。

近年人気の、「フェイクタイツ裏起毛・透け感あり・ストッキング風タイツ

タイツだけど、透け感あります。オススメは、珈琲・透け感・220G

Amazon、楽天、Yahoo!、メルカリなど、どこでも扱いがあります。

ショップ名やメーカー名は異なりますが、おそらく工場は同じでしょう。

  • 85G:裏起毛なし、厚手の透け感ありタイツ
  • 220G:裏起毛あり ← オススメ
  • 320G:裏起毛あり ← かなり厚みがあるので、カジュアル向き
  • 肌色:りかちゃん人形みたいな足になる可能性あり
  • 珈琲/コーヒーブラウン:濃いめ暗めのベージュ ← オススメ

※ 暖かいですが、足首に少し変なシワがよる可能性があります。
※ 〜175cmまでのフリーサイズですが、足長の方には丈が短く感じるかもしれません
 → 爪先から丁寧に伸ばしながら履いてみてください

「マナー」視点で言えば、ダメなのでしょうが、時代も変わりつつあります。寒い地域での卒業式では許容範囲かと思われます。入学式には向かないと思いますが、、

肌の色や好みによっても変わりますので、時間に余裕を持って用意し、卒業式の服装で試着してみることとおすすめします。

先日使用しましたが、こんなことがあるのか、と思うほどでした。
ストッキングほどの透け感はありませんが、タイツよりはストッキングに近いように、見えます。
色合いが合わない場合、透け感が気になる場合には、別なものを用意しましょう。
高額なものでもありませんし、普段履きもできるものです。軽い気持ちで試してみてください。

ストッキング以外での防寒対策

パンツスーツやミモレ丈で脚の露出を極力抑える

準礼装や略礼装とはいえ、近年はパンツスーツなどのパンツスタイルも珍しくありません。パンツスタイルであれば、脚はほぼ隠れているので、スカートよりも防寒対策にはなります。

スカートも膝丈よりも、ふくらはぎの中央部くらいまであるミモレ丈であれば、着席時に脚が隠れやすくなり、防寒対策になります。

いずれの場合でも、透け感のあるストッキングやタイツ的なものを着用します。

ショールやストールで膝掛け

ショールやストールを持参し、脚にかけて防寒対策をします。

ただ、式典中保護者も立ち上がることがありますし、屋内の床に触れたりしますので、扱いやすいものがおすすめです。

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時代も変わりつつありますし、地域や学校によっては、「マナー」と呼ばれるものに寛大なこともあります。また、母親の年齢や、職種などによっても、「これが普通」と思う考え方も異なります。

子供より目立つような服装はしない、場をわきまえる、などポイントを押さえつつ、防寒対策をする必要がありますね。

また、学校によって慣習がある場合には、それに従う方がスマートです。疑問に思うことがあっても、対応できる範囲で対応する、周りに合わせるのが穏やかな方法です。

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