あの日が私に残した、たった2つの教訓

あれから13年。

あっという間だったような、それなりに長い時間が流れたような、不思議な感覚である。

あの日から、生き方や生きることへの考え方が変わった人も数多いることでしょう、もちろん、私もその一人。

いつかいろんなことを忘れてしまい、決断力も判断力も明らかに衰えていくであろう私のために、大切なことをここに残しておく。

・まずは自分の身の安全を確保しろ
・生きるために必要なものは、2〜3ヶ月分は常にストックしておけ

不謹慎かもしれないけれど、あの日、そしてあれからしばらくの間で、私が学び今でも実践していることは、こんなものでしかない。

まずは自分の身の安全を確保しろ

全てはコレ。自分の身の安全を確保するために、日常生活でも確認する・気を付けることを習慣化しておくこと。何かにつけて、夫にも伝えること。声に出すことで、自分自身にも注意を呼びかけていることにもなります。

地震だけではなく、モノの置き方、道路の歩き方、出先での避難経路の確認、、全てにつながります。

生きるために必要なものは、2〜3ヶ月分は常にストック

あまりに便利な世の中になって、離島でもない限りオンラインで頼んだものは翌日や翌々日には届きますが、世の中が混乱したら届きません。

地震だけでなく、台風、洪水などの自然災害、一時的な社会的要因でさえ配達遅延が発生しました。ミニマリストや断捨離アンなどの方々が、最低限のストックでコンパクトに生きることの素晴らしさを謳っていても、自分の生活に必要なものは2〜3ヶ月分ストックしておくと安心。ストックから使い、使ったら補充、いつでも2〜3ヶ月分はあるようにしておくこと。

  • パスタ・乾麺・オートミールなどの乾物
  • 醤油、味噌、塩などの常温保存できる基本調味料
  • エネジーバーなどのそのまま食べられる栄養補助食品や個装チョコレート
  • トイレットペーパー・ボックスティッシュ・ウエットティッシュ、生理用品、絆創膏、マスクなどの衛生用品
  • ポリ袋、レジ袋、ラップ、消毒用アルコールなどのキッチン系消耗品
  • 乾電池、ガス缶(カセットボンベ)

あったら便利はキリがありませんが、日常的に使用しているものが非常時でも確保できているだけで精神的な安静にも繋がること、逆に日常的に使用しているモノが手に入らなくなると混乱することが、わかっています。どうせ使うモノが、いつかの時の精神安定に少しでも繋がるのであれば、ストックしておくことになんの無駄もありません。

心配性というか、ネガティブというか、暗いというか、、、でも、「地震がきたら」を頭のどこかにいつもいれておくのは、ホント大事ね。

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この記事を書いた人

アラカン夫婦の備忘録

これからの人生をより心豊かに、より穏やかに生き抜くため知恵や情報をツラツラ綴っています

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